断食道場FRCのファスティングのすすめ
お食事の時間と回数について
一般的な生活をしていると、なかなか「ファスティング」にトライする機会を得たり、実施に適した環境に身を置く事ができず、結果、なんとなく「いつかやってみたい」から先へ進まない事があると思います。もちろん、FRCでは、そのような皆さまにお越しいただきたいのですが、「行けたらとっくに行ってる」という事を前提にしまして、ご自宅や日常におけるちょっとした習慣の変化などによってできる事などをご紹介していきたいと思います。
もちろん、お越しいただけるなら光栄です!おすすめの断食道場と言えば、もちろんファスティング・リトリート倶楽部ですね。一同自信をもってお出迎えしています。
「断食・ファスティングとは異なります」が、一般的にご質問頂く事の多い事項について、記載していきたいと思います。
今回は、よくある質問の中から「お食事の時間と回数とダイエットとの関係」について。
#1 恒常性
人間の身体は日々、「二つの活動」を中心に自分の身体を一定に保とうとしています。(=恒常性)
一つは「消化」、もう一つは「吸収&新陳代謝」です。この二つの生命活動で、人間はフルマラソンと同じだけのエネルギー(2000〜2400kcal)を消費しているとされています。
毎日、フルマラソンをやっているほどの生命維持活動をこなしているという事です。
それはそれは、もう、とてつもない活動の神秘ですよね。精巧にできた体の神秘。この活動は、長い歴史の中で、最適化されてきたのだと思いますので。
#2 現代の状況
ところが、本当にここ最近、地球レベルで言えば本当にわずかな時間である、「ここ最近だけ」みますと、
現代人は人類史上かつてないほどの過食の時代を迎えていると言えます。
そもそも論なのですが、地球ができて生命が生まれてから、今時点で生き残っている種というのは、単純な考えで言っても、30億年以上の飢餓の時代を必死に進化しながら生き残ってきた種達といえます。つまり、人は「飢餓」には滅法強い種達だという事ですし、飢餓に耐えられるように進化してきた種という事になります。
まあ言われてみればそうですよね。水分だけは取らなければならないといわれますが、食事を何週間か抜いても生きられるという風に進化してきたからこそ、様々な環境下においても種を繁栄させられてきたのだと言えますので。
近年言われ始めた?のか「コスパが良い」という言葉がありますが、これは、「コストパフォーマンスが優れている」事への誉め言葉。
人自身もまたコスパ良く生活できるように進化してきたという事です。
#3 人のホルモン
「だから」というか、「歴史的な境遇の結果?」というか、進化の過程において飢餓に対応するホルモンは「アドレナリン、ノルアドレナリン、グルカゴン、サイロキシン」など7-10種類以上あるようです。
体としても飢餓に対応しており、飢餓にさらされたときに、正常細胞が過剰な糖分、脂肪、タンパク質や病的細胞などを食べて栄養にして生き延びようとする仕組みを備えています。
長い目で見れば、「飢餓の時代」が長かったわけで、それに対応する力も一緒に強めてきたといえます。
「逆に」飽食に対応するホルモンはインシュリンしか有りません。
飢餓に強く、飽食に弱い種が生存競争の中の勝者達と言えます。
飽食になると、消化吸収に追われることになり、新陳代謝にまでエネルギーが回せなくなってきてしまうのです。
例えるならば、現代人の体はブラック企業と化してきており、”あたかも忙しすぎるレストランの厨房”の様に、コックさんは調理に追われすぎてしまい厨房を綺麗にする時間が持てず、どんどんどんどん時間とともにドロドロの状態になってしまいます。客席だけを見ていると、一見綺麗なレストランに見えますが、肝心の厨房はドロドロになっていて、いつ食中毒が発生してもおかしくない状態です。
厨房を綺麗で清潔な状態で維持するには、調理の時間を減らし、厨房や客席の掃除に専念できるだけの十分な時間を作ってあげる必要があるのです!
#4 最適な時間
歴史的に見ても、地球や太陽の兼ね合いでみても「時間」という概念は非常に重要です。
それでは季節はどうなのか?季節に関連して気温はどうなのか?気温に関連して環境はどうなのか?と様々な視点で「お食事の時間と回数について」との「関連性」を言う事ができます。つまり「ダイエット」というと語弊がありますが、「健康的に、健康的な、健康とされる体系」になる為に、「お食事の時間と回数=時間」や「季節」や「気温」や「環境」などは深い関係があるとされています!
これが人間の標準的な腹時計です。
◎午後12時〜午後8時=摂取の時間
◎午後8時〜午前4時=消化吸収の時間
◎午前4時〜午後12時=排泄の時間
ダイエットウィンドウ=最初の食事を開始してから、最後の食事が終わるまでの時間の事です。
ダイエットウィンドウが短いほど健康維持が出来、スリムな身体を維持しやすいと言われています。
今、一食主義が広がり始めている理由です。
FRCでは、実際に様々な経験を積んできたファスティングマイスターがおります。
お客様の健康を考えながら「痩せる・痩せやすい・太りにくい」基本的な構造を作っていける自信がございます。
もしお時間が取れるのであれば、是非お越しになってみてください。
FRCのお食事は、施設のファスティングプログラムに沿ってご提供しております
お時間のとれない方は、上記記載の事項などもお試ししてみていただければと思います。
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